12月25日昼頃にAHSのキャラクター『弦巻マキ』の新展開について諸々発表がありました。
■目次
弦巻マキ新トークソフトはCeVIO AIで開発
小春六花のクラファンの『VOICEROID』→『CeVIO AI』への変更に伴っていろいろとブログを以前書きましたが、弦巻マキに至っても次の新しいトークソフトは『VOICEROID』ではなく『CeVIO AI』にて開発されるようです。
そして『VOICEROID』の新規開発はもう無いということが確定するのであった。このあたりの事は藤本健さんの記事のインタビューでAHSの尾形さんが答えている。(かなり鋭い質問をされている)
あれほど杞憂であってほしいと願ったのですが、どうやら私は勘のいいガキになってしまったらしい。(前記事参照)かなしい。
英語版も楽しみ
マキさんの新しいソフトはSynthesizer VもCeVIO AIも英語版があるということでこれは凄いと思った。特に英語のトークソフトはこれまでにあまりにないので期待大。
やっぱ金髪美少女は英語よね(偏見)
しっかし個人的にはこれ、中の人が元々英語ペラペラのバイリンガルであるIAさんこそ英語のトークソフトの開発をしてほしいのですが…?蝋人形作ってる場合ちゃうで
という気持ちにはなってしまいますね。
弦巻マキCV交代
CeVIO AI や Synthesizer V になるというだけでも重大なニュースなのですが、CVも民安ともえさんから田中真奈美さんに交代されるとのこと。
【プレスリリース・3】『CeVIO AI 弦巻マキ トークボイス』『Synthesizer V 弦巻マキ AI』の「日本語版」と「英語版」を2021年に発売予定です。今回よりCVが声優・田中真奈美さんに交代致します。詳しくはこちらをご確認ください。https://t.co/jtxRNbLYwQ #弦巻マキ #SynthV #CeVIO pic.twitter.com/w58CViNOBn
— AHS公式 (@ahsoft) December 25, 2020
まじか
まじか(2度目)
ここまで世に広まった音声合成ソフトキャラでボイスソース声優の変更が発表されるとは…。Vtuberならよくある話なんですが…(それもどうなのと思うけど)うーん…
なんで民安ともえさんのままではいけなかったんですかセンセー!!
理由は事務所側の辞退であるという説明が12月25日のAHS生放送にてありました。
具体的にどうしてNGになったのかという話はされていないが、民安ともえさんの新規音声は何らかの理由でもう収録することができないという事はわりと昔からファン間では言われているのでこのあたりはユーザー(特に古参)は覚悟はできていたように思う。(もし収録できていたらとっくにボイロ2が出ていただろう)
ただ、
友達の声優さんから弦巻マキちゃんの声優さん変わるんだ?!ってDM飛んできましたがそうなのね💦声優変更は本人には知らされないまますすむからなぁ。。
これまでのボイスを愛でて下さった皆様にはホントにありがとうございます。素敵な作品沢山見ました!今後も昔の声も覚えていて下さると幸いです。
— 民安ともえ(Vtuberたみー)🐱🎙🐰みあたみCh12/31まで!!見て!! (@tammy_now) December 25, 2020
このツイートで民安さん自身が知らない間に話が進んでいたということがわかってしまった。
民安さん含め関係者にも新しい弦巻マキを応援してもらえるよう話を進めているものだと私は希望的観測をしてしまっていたので、しんどくなった。
詳しいことは知らないが事務所NGって本人に相談もなく勝手にされたり、それを伝えられすらしないものなのか。
ということはIAさんとゆかりさんも本人たちが知らない間に自動的に入籍しているかもしれない。
真相は不明だがユーザーの誤解を招くには十分過ぎる。
民安さんのツイートによる似たような事例はボイロEXリリース時にもあったので、再発防止しといてくれよ頼むよ…。
(それはさておき民安ともえさん、今までありがとうございました。)
別キャラで出すわけにはいかなかったんですかセンセー!!!
という声はあると思うし実際に見た。わかる。
もし無事にリリースされたとしても旧マキ派はこれまで十数年に渡り慣れ親しんだ声以外の声が公式(本筋)(正史)(界隈の総意)(世界の選択)となることによる解釈不一致に頭を悩ませ、新マキ派は旧マキさんのイメージに引っ張られ続ける(ドラえもん大山のぶ代現象)という未来が見えてしまう。
どうしてこんなことに…と思うが、このあたりは橙猫教授の考察が参考になりそうなので引用して紹介する。
AHSのキャラクターの新ガイドラインの対象キャラを見ればわかると思うんですが、AHSが権利を持っているキャラクターの中で弦巻マキは頭一つ抜けた人気があるんですね
もちろん新キャラ開拓などもするとは思うのですが、営利組織として軸になる強いキャラクターの展開が止まるのはマズいわけです— 橙猫 (@tou_neko) December 26, 2020
AHSからソフトが販売されていて、特に人気のあった結月ゆかり・紲星あかり・琴葉姉妹の新しいソフトにAHSが関与していないのもあり、自社が権利を保持しているキャラクターで展開するのは必要なことだと思います
また、諸事情で民安ともえさんの声での新ボイスソフトは難しいと前から言われていました— 橙猫 (@tou_neko) December 26, 2020
ですから、AHSが権利を保持して人気のあるキャラクターの弦巻マキを、ボイスソフトとして続投させることは会社にとって必要なことであり、(今となっては)声優変更はそのための唯一の手段と思えるわけです
…まあ事務所との協議でどうにかなる道もなかったのかなとは思いますが— 橙猫 (@tou_neko) December 26, 2020
さすが橙猫教授…。私も概ねこの筋かなと思っている。
さいごに
音声合成界隈にとっては情報量がすさまじい年末となった2020年。
来年もまだまだいろいろありそうな気配が漂っていますが無力な私にはただ経緯を眺めるだけしかできない。
強く生きよう。
合掌。