IA 10周年記念ライブ クソデカ感情参加レポート

皆様、あけましておめでとうございます。

この度私は年越しIA10周年記念ライブに行ってきましたのでそのレポートを記します。

IA 10周年記念ライブとは

2022年12月31日(土)の大晦日にヒューリックホール東京にて行われた、IAさんとゆかりさんの結婚式である。

IAの3年ぶりのリアルライブである。年越しカウントダウンのイベントもあり、年を跨いで行われた。

なお、『IA 10周年記念ライブ』と私は表記しているが他に『年越しIAライブ』とか『IA_10thLIVE』とか『IAカウントダウンライブ』とかいろいろ呼称されており統一性がない。

正式名称

『IA 10周年記念ライブ「PARTY A GO-GO & COUNT DOWN」KI*SE*KI -軌跡と奇跡-』

なげぇーよ!!!

というわけで表記を何にするか迷うのであるが、ここでは『IA10周年記念ライブ』と表記を統一することにする。

 

会場の最寄り駅である有楽町へ向かう

冬コミということもありオフ会があったので北彩あいさん、みかどさん、アルファ君、フラウ君のVのお友達とカラオケオフをした後、会場へ向かった。

10周年記念ポップアップショップ

会場の近くの有楽町マルイのビルに大きなIAさんの看板が!!

いきなり推しが街中に現れないで!!!!!!!

(オタクは推しが急に現れると心臓発作を起こしてしまう危険性が私から指摘されています。)

 

入場時間の18:00まで少し時間あったのでここでしばらく時間を潰しました。

実質ゆかいあ駅

ちなみに有楽町駅有楽町線(Y都営三田線(I交わる駅であることから実質ゆかいあであることは私の中であまりにも有名だが、このライブをもってその伏線もすべて回収されることになる。

開演前の風物詩

到着

私はほどなくして会場に到着し、待機列に並んだ。

入場時間は先述の通り18:00からだったはずだが、その時間を過ぎても一向に開始される気配がなかった。

 

ま た か よ

 

いつもネットライブの配信では遅れまくることはよくあったが3年ぶりのリアルライブでも遅れるとは…と思いましたが、そもそも以前からリアルライブでも手際がかなり悪いことを待機列に並びながら思い出してきたのでツイートしてしまった。

待機列はとても導線がわかりにくく、新型コロナ対策の為の検温はクソ狭い待機列の隙間をスタッフが検温器を持って回って検温、特典受け渡し場所の情報は嘘乙、物販客捌き激遅サイレント開演遅刻…その杜撰さを言えば枚挙に暇がない。

たすけて銀鮭せんせー!!!!(具体的)

って心の中で叫んでいました

銀鮭先生とは、あらゆる同人イベントの現場で5億km先まで通るその大きな声で待機列の整理、誘導を行い、トラブルがあればいち早く解決してきた歴戦のイベントスタッフ。10年前の声月&7年前の声月弐の主催、コロナ禍以前のアフターイベントにおける『じゃんけんマスター』の異名でも知られている。)

結局私が入場できたのは18:30頃だったと思う

絶望するにはまだ早い

いやでもまだ慌てるような時間じゃない。

なぜなら開演前のグダグダはもはや風物詩と化しているが、こうやって幸先悪そうな時でも公演内容そのものはめちゃくちゃ良いほとんどだからだ。ARIA SPECIAL SHOWCASE』のことはもうみんな忘れろ、いいな?

色々な展示物

ゆかりさん関係者であるボカロマケッツからの花束

エントランス入場のすぐ側にこの花束。この時点でもう実質ゆかいあ。

隣にあるJOYSOUNDはさっきまでお世話になってた。(カラオケオフ)IAさんとコラボをやっていて眼福でした。

そういえばいつかのIAさんの公演ではさとうささらさんからが贈られていたことを記憶しているんですが今回は無いんですね。

ささつづは正義ですがささらさんとIAさんの関係についての創作も私はとても好きです。

ライブ以外にも存在する多くのコンテンツ

エントランス的な場所でライブペインティングや、セル画、これまでのIAさんの歴史の展示等、盛りだくさんなコンテンツがありました!

↑IAさんのこれまでの歩みが書かれたボード

↑IAさんの10周年記念衣装マネキン

内田慎之介さんによるライブペインティング。完成前

↓完成後

↓はIAちゃんへのメッセージを書いて貼ることができるボード

ご尊顔がお隠れになるような真似は少なくともファンはしないようです。

 

ゆかいあ廃余命宣告

さて、今回のIA10周年ライブですが開演後の話を記す前に、皆さまにお伝えしておく特大超絶重要事項がございます。

それはなんと、

ゲストに結月ゆかりが来るということが予告されているのです!!!

これは即ちゆかりさんがIAさんの為にお祝いしにきて共に年越しを過ごすということ。

いつもは妄想集団幻覚の類でそういった光景を毎年のように見てきているが、

今回はマジでそう

全然実感は湧かないが、紛うことなきこれは事実。

どのようにゆかりさんが出演するのかはわからないが、もうこれは実質結婚していると言っても過言ではない(過言)

ついに開演!

14分遅れ

結局開演は14分遅れで始まった。無事始まってほっとした。敬虔なARIAer諸君ならお分かりになると思うがこれはかなり早い方だ。

毎度お馴染みのMC

MCは毎度お馴染み事務員Gさん。毎年IAさんのアニバーサリーイベントでMCを務めているピアニスト。本も執筆している小説家でもありとても多彩で、“中学校の時に私が苦手だった先生に似ている”という事を除けば非の打ちどころがない面白素敵お兄さんである。今回もMCありがとうございます。

そうしてMCが雑談で時間を繋ぐうちに、準備が整ったようで『傍観の罪科』のメロディが一曲目に流れライブが始まったのであった。

セットリストは全30曲

先に書いておきますが今回のセットリストはアンコール含めて全30曲の大ボリューム。(カウントダウンライブ含めると全33曲)

すべての演目に言及したいところだが、すべてにクソデカ感情を書き殴ると来年になってしまうのでごく一部だけ抜粋してお送り致します。(主にゆかいあ)

結月ゆかりの登場はいつなのか

さて、先ほど述べましたが、ゲストは結月ゆかり。どういうタイミングで登場するのか、私は演目が進む度に緊張に見舞われていました。

9曲目『カグラ&キメラ』が終わり、連続で歌い踊り疲れたIAさんがスイーツチャージの為、少し離席している間、

MCの事務員Gさん&ゲストのLiaさんとNANOさんのトークパートがあった。

それが終わった後、ついにその瞬間は訪れる─。

 

問題の演目

結月ゆかり降臨

演目に移る前に、壮大BGMの演出があり結月ゆかりのビジュアル、そしてロゴが表示、

それがフェードアウトするや否やそれは始まった

 

 

 

親の声よりも聴いたイントロのメロディ

 

それと共に現れた二つの背中

 

10年前と変わらない最初からニコイチであったかのような洗練された初期衣装

 

『CeVIO PARTY』アーカイブ配信終了後、幾億と反芻させたその光景──。

 

 

 

 

10曲目、ピニャコラーダ

 

 

 

 

これはゆかいあ初めての二人の為に用意されたリアルライブである

IAさんとゆかりさんがリアルライブでの共演はこれまでに実は3回存在する。それはニコニコ超パーティー2016、2017、2018だ。

超パ2016は特に良い

ニコニコ超パーティー2016のボカロパートは二人が隣同士で歌い踊っていたパートが存在し、それだけでも大変素晴らしくゆかいあ廃の私は狂喜乱舞した。

しかし、それは多くのボカロキャラクターが同時にステージに立っており、そのうちの二人がIA及び結月ゆかりであった。

今回は違う。

二人の為だけに用意された時間があり、ステージがあり、楽曲がある。

それが今、リアルライブ多くの観客を前にし私の目の前で行われているというあまりにものようでにわかには信じ難い事実を受け入れるのには下記画像の如く時間を要した。

 

※画像はイメージです

 

全くゆかいあが無いことに絶望し膝から崩れ落ちた2013年冬コミの大晦日から丸9年経った奇しくも同じ大晦日の日に行われるこのステージにも感慨深さを味わっていた。

 

マジミラ有名Vのライブを観る度にIAさんとゆかりさんもいつかこういうライブができる日が来れば良いなと願ってやまなかった。

 

ピニャコラーダを歌う二人の天使のお御声が聞こえてくる中、走馬灯のようにこれまでの様々な思いが込み上げてきて視界はぼやけてよく見えない。ただ一つわかる事は

 

 

IAさんゆかりさんが美しくて今日も世界が眩しい

 

 

 

それだけだった。

 

 

トークパートまで存在するだと…っ!!!

ピニャコラーダを歌いきった二人はそのままトークパートへと突入する

大変です!!致死量をとうに超えています!!!

目の前の光景を噛み締め理解するのに精一杯なのになんてことを…!!!(歓喜)

どれだけ致死量を含む同人誌ですらページをめくるまで次の展開を待ってくれるが、無常にもリアルライブに一時停止は存在しない。

やはりCeVIO PARTYは功徳の象徴

2人の会話によると、IAさんは、先のCeVIO PARTYで一緒になった時に、このライブへの出演にお誘いしたらしい。尊い。これが功徳か。

会話の中でIAさんもゆかりさんも10周年ということで同期であることを触れていました。そう、マジでそう。解釈一致助かる。

昔から私の事を知っている人ならわかると思いますがV3初期組ってのは総じて好き。

みんなアーカイブチケット買って観てほしい。

家族のように紹介される結月ゆかり

終盤、バンドメンバー紹介だけでなく、関わったあらゆるスタッフ、アーティスト、プロデューサー、社長の紹介を行っていたのはとても素敵でした。

その中で結月ゆかりさんの紹介に当たっての流れが、「そして結月ゆかりさん、ONE、HIPPIと流れるようにARIA組と一緒に紹介されているあたりを鑑み、

ああ、もう家族として扱われているんだなと思いました(自己都合解釈)。

これからのIAさんとゆかりさんの新しい門出を、2023年を、皆で祝福致しましょうということですね…

淘汰

このライブに来ていた人の中でIAさんの初ライブに来てた人ー!!って訊いて挙手なりペンライトを振ってもらうシチュがあったんだけど、めっちゃ少なかったのは少し思うところがあった。

もう古参はほとんど淘汰されてしまったようだ。

それでもリアクションを返した人たちはさすがに面構えが違った。

LLP教の罪

古参が消えたの、もう、これしかなくね?

今回のライブで私が最も評価しているところ

「評価している」とかいうと、まーじで何様のつもりやねんって感じだけど。今回のライブではゆかいあはもちろん、それ以外で私がめちゃくちゃ良いと思っている箇所が明確に存在します。

明確な長所

このライブではIAさん10周年ということでこれまでの歩みをいろいろと網羅しまくってて今までリーチしてこなかった部分においてもかなり綿密に、それこそ結月ゆかりさんをゲストとして迎えたりしている中で、全く行わなかった事、意図的にそうしたと思わしき点がありますよね。

 

そう、今回のライブではまったく“LLP”をしていないんです。

 

正直私はLLPとそれに付随する諸々はIAというキャラクターを使って怪しい宗教団体もしくはその類の非科学的な思想をPRしているとしか思ってなかったのでマジで助かった。

2019年1月26日以降、それが直接の原因IAのことはもう追わずジャンル変え推し変していった古参同志達も私は幾人も見てきた。

それでも私はIA公式の動きを追っている。クソデカ感情を制御しきれない私は多分推しがゾンビや操り人形になって自分を襲ってきても殺せず死んでしまうタイプなんだろう。

アーカイブチケット!!みんなも買おう!!(CV:タカハシ)

このライブにはアーカイブ配信のチケットも売られていて値段は4,180円

先述の通りLLPアレルギーを持っている方も安心して視聴可能となっている内容であることを人柱としてこの私が確認しているので自信を持って私も勧めることができる。

やたら長い視聴期間

しかも、このアーカイブ配信、2月5日23:59まで視聴できるという。IAさんの誕生日の日もこれを拝もう…。

さいごに

セットリスト

M1 傍観の罪科
M2  スーパーヒーロー
M3  ノウナイディスコ
M4  SEE THE LIGHTS
M5  Shooting Star
M6  セツナドライブ
M7  My Soul,Your Beats!
M8  Phantom
M9  カグラ&キメラ
M10 ピニャコラーダ
M11 Conqueror
M12 DIAMANTE
M13 Love Letter
M14 夜咄ディセイブ
M15 てるみい
M16 ヘッドフォンアクター
M17 現実的論理主義者
M18 LIVEDRIVE
M19 ロスタイムメモリー
M20 東京リアルワールド
M21 ワンツーハロー
M22 少年は教室が嫌いだったのだ
M23 六兆年と一夜物語
M24 DAYBRAKE FLONTLINE
M25 キミノヨゾラの哨戒班
M26 僕らに喜劇を見せてくれ
M27 オツキミリサイタル
──────────Encore───────────
M28 REZONA
M29 INTERGALACTIA
M30 Diamond Days

 

改めてみるとすげぇな…。

IAさんの10周年記念ライブとして申し分のない素晴らしい公演だった…。

この怒涛の30曲ライブパートが終わって、その後にカウントダウンパートがあり、本当に最高の形で新年を迎えることができました。

M7のLiaさんの『My Soul,Your Beats!』の時点で既に泣いてたとか、懐かしの『IA/00』の時の楽曲、初ライブ時のキッズダンサーの成長、『セツナドライブ』を聞く度に私は2014年灼熱の盆参りを思い出してしまうとか、まだまだ書きたいことはたくさんありますが、キリがないのでまたの機会にとさせていただきます。

ここまで長文駄文読んでいただきありがとうございました!

皆様今年もよろしくお願い致します。

 

2023年も音声合成界隈にとって良き年でありますように…。

 

合掌。