ニコニコ超パーティー2018 レポート

ニコニコ超パーティ2018の中でもボカロ系の話を中心に書きます。

はじめに

ってことで今年もニコニコ超パーティに行ってきた。2016年から3年連続参加となった。私の目的は終盤の演目であるボカロライブ

ゆかいあ好きにとっては重要なイベント

そしてこのボカロライブは1年に1度、IAと結月ゆかりが公式で同じステージで歌ったり踊ったりできる唯一のイベントである。私はIAと結月ゆかりがそれぞれに好きであり、また二人の組み合わせ及びカップリングが大大大大好きである。

2016年のニコニコ超パーティーにて、はじめて二人が共演した日、5年間待ち望んだあの光景を、感動を、私は忘れることができない。そんな思い入れ深い超パーティーは2017、2018と続いてIAと結月ゆかり二人とも出演しており、私のようなゆかいあ好きにとっては外すことのできないイベントとなっている。

ボカロ好きとしても重要なイベント

また、IA、結月ゆかりに限らず、出演ボカロキャラが会社間の垣根を超えて共演できるという大変よさみ溢れるイベントである。

ニコニコ超パーティーのボカロ系グッズ

今年の超パのボカロ関連グッズは事前に発表された超パ専用衣装を着たボカロキャラクターが新規イラストとなっており、非常に気合が入っている。

こちらが戦利品の写真。これまでのどの超パよりもボカロ系グッズが充実している。やったぜ!

 

ボカロのページにIAさんとゆかりさんが並んで表記されているということでパンフレットも購入。しかし、このパンフレット、ボカロページはたった2ページだけである。

うわっ・・・私の推しジャンルページ、少なすぎ・・・?

それにイラストのみで、何らかのコメントが載っているわけでもない。他のページが出演者からのコメント的なものがわんさか載っている中でずいぶんとすっきりしている。(冒頭の目次ページにもボカロ項はカットされていてる)

「この世界にはボカロの尊さを適切に表現できる言語など存在しないんだ・・・多くを語らずただひたすらにそのイラストから尊さを感じ取るんだ・・・」というメッセージだろうか(深読み)

個人的には各ボカロ(ボイロ)の会社からのコメントとかほしさある。

ニコニコとの関連性が強かった昔ながらのジャンルを2ページで終了し、最近外部サイトで有名になったVtuberに何ページも割り振る潔すぎるスタイルには感服しかない。

ボカロライブ

今回のボカロライブはいろいろと物議を醸している。

セットリスト

1.みくみくにしてあげる♪(初音ミク)
2.拝啓ドッペルゲンガー(GUMI)
3.テオ(初音ミク&鏡音レン)
4.WAA!!!!(初音ミク&鏡音リン&巡音ルカ&重音テト)
5.だれかの心臓になれたなら(GUMI&V flower)
6.脱法ロック(鏡音レン)
7.ドラマツルギー(初音ミク)
8.天ノ鬼(結月ゆかり)
9.Seyana.~何でも言うことを聞いてくれるアカネチャン~ (琴葉姉妹&結月ゆかり)
10.ポジティブ☆ダンスタイム(音街ウナ&鏡音リン)
11.ハイパーゴアムササビスティックディサピアリジーニャス(がくぽ&KAITO)
12.いーあるふぁんくらぶ(鏡音リン&GUMI&音街ウナ&Vflower)
13.キミノヨゾラ哨戒班(IA)
14.メリュー(巡音ルカ)
15.君が生きてなくてよかった(初音ミク)
16.SPiCa(全員)

セットリストはこんな感じであった。各々のコンテンツは素晴らしいものであったが、せっかく全員分の衣装がデザインされていたのにも関わらず、なぜかIAさんは事前告知されていた衣装ではなかったり、MEIKOさんとテトさんの出番があまりにも少なかったりした。MEIKOさんに至ってはラストの全員で歌ってるとこのみ。このあたりが今回物議を醸した原因であろう。

また、関連して重音テト公式のツイッターでは本番の内容を公式も把握していなかった旨とそれに伴う謝罪ツイートがされ超パの闇の部分が垣間見える事案もあった。そのようなこともあり少し不完全燃焼な気持ちである人も多いのではないだろうか。私もこの件に関しては何だかモヤモヤしてしまった。(MEIKOさんやテトさん目当てで参加した人は13時入場から6時間も待っててこれだったんだよな・・・って思うと心が痛い。)

尚、IAさんが公式衣装だったのはモデル完成が納期に間に合わなかったんじゃ・・・というよからぬ憶測を呼んだが、

このように、たくましい妄想力のおかげで一命を取り留めました。

でも個人的にはやはりもうちょっとIAさんの出番あったらなって思った。もちろんIA&結月ゆかりのデュエット曲なんかがあったらもっと良い。最高。(デュエットしていなくても二人が同じステージで共演している今回においても、その現象、その事実、その在りようが既にかけがえのない尊みであることは言うまでもないが。)もっと希望を言うと、ボカロライブ、あと倍くらい尺ほしい。トークロイドによる茶番の会話ももっと増えて(わがまま)

私が思うにセトリの5番、10番、11番、12番、そして16番が超パーティーにおけるボカロライブに最も求められているものなんじゃないかと思う。クリプトンキャラ同士の絡みは『マジカルミライ』で見れる。ボイロキャラ同士もおそらく超パ以外でもできるし実際『はがねオーケストラ』でやっていた。超パーティーの良いところは所属会社の違うボカロキャラが一堂に会し、その垣根を越えてコラボできるところである。長所は伸ばしていってほしい。

ボカロ以外

Vtuberの部

バーチャルユーチューバーなのにニコニコでやんのかよ!!って思っている人も多いかもしれないが、かつてYouTubeに寄生していたことを考えると、これがニコニコ本来の姿ともいえる。私自身Vtuberは好きで動画を見ているのでこのライブは非常に楽しみにしていた。有名どころではシロちゃんとのじゃおじさんが好き。ライブ映像の技術的な面もボカロと被るところが多いので興味深い。ボカロと同じく所属が異なる会社のキャラが一堂に集まってコラボできるので来年以降の超パーティーにおいてもつよつよコンテンツとなりそう。有名どころでも出演していないVtuberは山ほどいるのでもっともっとカオスになっていってほしさある。

人間の部

私はボカロライブが主目的で参加しているものの、これはこれで楽しい。文化祭の体育館公演を大人が本気でやった結果って感じすこ。個々の出演者達はボカロ系以外はあまり知らない。しかし3年連続で超パに来ていると毎回出てる人もいるのでそういう出演者さん達はさすがに覚えてきた。しかし、ニコ動で知らない人を”超パに出ている人”として認識して覚えると超パとニコ動の乖離のようなものを感じる。

おわりに

というわけでボカロを中心としたニコニコ超パーティー2018の偏見に満ち満ちたレポートでした。

来年もまた行きます。