■目次
アーティファクトコンプリート!
ということでひと段落ついたのでお気持ち表明プレイ感想日記を書きます。
発売延期により2020年8月27日にリリースされたファイナルファンタジークリスタルクロニクル、リマスター版。
私自身、GC版の思い出深いゲームであることからめっちゃ楽しみにしていました。
世界観めちゃくちゃ好き。
しかし、残念なところが多過ぎると発売初日からネット上ではとかく評判になっている。
実際プレイしてみると高難度ステージの追加等、良いところも多数あるのですが、
特にマルチプレイ通信の不安定さ、ロード時間の長さ(なぜかGC版よりも長い)、ダンジョンしかマルチプレイできない、原因不明のフリーズバグ、砂漠の謎解き突然の完了(ストーリー進行上の重大なバグ)、UIが使いにく過ぎる、ローカル通信プレイができない(GCの時はできた)等、こんなにも痒い所に手が届かない煩わしさを感じたのも久しぶりです。
ローカル通信プレイができない、ということで街道でのイベントも味方は自分一人しか描写されない
キャラバンの作成したキャラ達を眺めながら、
「こいつら…同じキャラバンなのに一緒に冒険したこと…一度もないのか…」
と悲しい気持ちになった。
以下、種族の性能や特徴についてGC版との比較等の感想文
クラヴァット
GC版では最強
オールマイティな性能という位置づけらしいが、いったいどこが『温』の民なのだろうかと思わせるほどの性能の高さで圧倒していたGC版最強種族。
リマスターではユークとセルキーが新装備品によりとても強くなってるため、今回も最強かどうかは一概には言えないが、普通に強いことには変わりなかった。
通常攻撃最強の男
特筆すべきはクラヴァット♂の通常攻撃。三段攻撃の全体モーションはクラヴァット♂だけ他と比べて20F(スマブラ的換算(1秒60F))も隙が短いというチート級性能はGC版から変わっておらず猛威を振るっている。
クラヴァット♂の通常の3回攻撃全体モーション(82/60秒)、他(102/60秒)
回転率を考慮すると単純計算で他種族(&同種族♀)と比べて与えるダメージが約1.25倍も高い。バグか
それ、リルティにこそつけるべき性能だったんじゃないですかねぇ…と思わざるを得ない。
最強装備とはいったい
リマスター版でもGC版と変わらず防御の高い装備品によって防御数値は全種族最高値になるが、ステータス異常攻撃への耐性が重視される高難易度ステージにおいて、最強装備とされるガイアアーマーやグロリアスバードはほぼ空気と化している。
また、GC版最強の盾であったチョコボシールドはその上位互換であるグロリアスバードがある為産廃となってた。
攻撃も全種族最高値
最強武器であるルナセリオンとブレイズノヴァが強力で攻撃力は57もあり、GC版最強装備であったアルテマ系やラグナロクよりも22も高く、最終的にクラヴァットの攻撃力は120を超える値となる。
やっぱり最強やないか…。
リルティ
いわゆる物理特化…のはず
魔法性能が弱く、物理攻撃面で強いという位置付けなのに最強武器の必殺技以外はそんなに強くなくてつらいのはGC版と同様。
このゲームでは対暗黒属性敵、対飛行属性敵、ケアルによる回復速度等、魔法はかなり重要な面があるのでそこが弱いと全体的な弱さに直結する。
世界観的には大陸の覇者という権威ある種族で『武』の民と言われているはずなのだが…。
ロンギヌス+ドラゴンハートの装備を手に入れるまで人権がない
魔法が弱いのでサポートにも回りづらい。
さらにこの二つの装備は本作屈指の難易度であるコナルクルハ湿原を周回しなければならず、作るのに相当苦労する(他種族で周回した方が楽)。
最強武器の攻撃力は全種族の中で最低
他種族はリマスター版で次々と攻撃力の高い新装備が実装されているにも関わらず、リルティだけ異様に低い。バグか
その値はクラヴァット最強武器より17も低い。なんだかんだで通常攻撃重要なのでその値はちょっと…って思ってしまう。
攻撃力の最も高い武器を装備できるのが、リルティの誇りでありロマンだったあの頃を思い出してくれ運営!
最強武器はGC版と同じまま
ということで最強武器はGC版から更新されず。
上述したロンギヌス+ドラゴンハートの装備にて繰り出す必殺技の『メッタ斬り』は確かに強いのでそれで戦えということなのだろう。
この必殺技によって単純火力は高いのだが、のけぞり耐性(いわゆるアーマー)のある敵もリマスター版の高難易度ダンジョンでは特に多く、途中で反撃を受けてこちらの攻撃が中断されることも多々あるだけでなく、そもそもこのゲーム、特定の魔法をかけた後じゃないと物理攻撃がまともに通らない敵が多過ぎる為、ここで魔法関係の弱さがネックとなってくる。つら
遅い魔法発動&短い魔法効果時間
ユークに比べてリルティは40F(1秒60F換算)も遅い。遅過ぎか。
そして魔法を当てたときの敵への魔法効果時間が短い(例えばユークが飛行敵にグラビデを当てたときに敵が落下している時間は約9.3秒だがリルティは約5.8秒しかない)
この二重苦により特にソロプレイは地獄。
まだある最弱要素
さらにステータス異常を受けたときその状態異常時間が一番長いのも地味に痛い上に、クリスタルケージの範囲外で受ける瘴気ダメージまでもリルティが最も多く受けるという。
元々このような不憫な仕様なのだから、物理攻撃面はせめて…と思ったがリマスター版でさらに扱いがひどくなってて慈悲はなかった。
運営はリルティに親でも殺されたのだろうか
ユーク
いわゆる魔法系種族
GC版ではクラヴァットと正直そこまで大差ない魔法性能であったが、新武器3種と新装飾品ワイズマンソウルという新装備のおかげで、リマスター版では正真正銘の魔法最強種族となっていて驚いた。
三種の神器
最強の新武器3種はそれぞれファイガ、ブリザガ、サンダガという広範囲攻撃ができる魔法が必殺技で撃てるようになっててめちゃ強くて見た目も派手で楽しい。
ただ、チャージ時間が長過ぎる。
ゆえに後述するセルキーのヘイスガ(素早さUPバフ)の恩恵を受けながら撃つといい感じになる。マルチプレイでヘイスガセルキーの有無はかなり重要。
新装飾品ワイズマンソウル
新装飾品であるワイズマンソウルはGC版のエレメントソウルの完全上位互換で魔法の威力が+15されるという。GC版最強装飾品エレメントソウルの軽く3倍の性能という強化ぶりでほぼユークの装飾品はこれでほぼ一択。
最強武器の必殺技に頼らなくても間合い管理しながら普通の単発魔法を繰り返してるだけで強い
さらにリング系の新アーティファクト(ホーリィ、グラビデ、メテオ)の追加で総合的に考えてもGC版よりかなり強くなっている。
セルキー
GC版では中途半端
万能のクラヴァット、必殺技のリルティ、魔法のユークというそれぞれ種族的特徴があるが、セルキーはなんかどれも中途半端というイメージがGC版ではあった。
しかしリマスターにて新しく実装された最強武器でヘイスガを連発できることから大きく変貌した。
ヘイスガを放てば味方全員魔法詠唱時間も必殺チャージ時間も半分になるため、滅茶苦茶強い。
GC版にはなかったので最初見た時普通にチートかと思った。
マルチプレイで重宝されるセルキーの民
移動速度も早まるしヘイスガセルキーがいるかいないかで冒険の仕方が変わる。
周回速度も快適になる。
自分の事しか考えない『我』の民という世界観設定とは裏腹に他人との協力プレイに最も適している種族と化したのであった…。
さいごに
私このゲーム好き過ぎて、よくも悪くもまだまだ語りたいことはたくさんあるのですが、永遠に続きそうなのでこのへんにしておきます。
とりあえず開発陣さんは
今後のアップデートまじで頑張ってくれ
これに尽きる